遠隔地との業務について
あえて考えられるデメリットを挙げてみましょう。
・現場を知らずに設計を行うのではないか?
⇒現場は設計の肝と考えておりますので既ね交通費が受注金額の5%以内であれば現地踏査を行います。それ以下の場合でも出来る限りの写真・地質等のデータを把握して設計を行います。また別途実費にて資料収集、簡易な調査等も承っております。
・都道府県によって基準や規格が異なるのでは?
⇒最も大きなデメリットかもしれません。北海道内においても開発局・道・支庁等によっても異なる事が多いです。従って、設計に取り掛かる際には準拠すべき基準・マニュアル・通達等を必ず確認させて頂いてます。
但し、あくまで細部や、定数の違いであり、設計そのものに支障があるとは考えておりません。むしろ各々の都道府県の考え方で優れている点を利用できるメリットがあります。
・役所の急な要求に対応出来ないのではないか?
⇒「急」のレベルにもよりますが、通常の要求であれば対応可能と考えております。但し「物」 のやり取りが生じた場合はその限りではありません。やはり近郊より1〜2日余計に時間は掛かります。お急ぎの場合はPDF化等データ化が必要です。
デメリットは?
当社では既に数件北海道外からの業務も行っておりその実績からほぼ支障なく業務の遂行が可能、という結論に達しました。そもそも北海道内でさえ、例えば網走の業務を行い、現場を踏査しようと思えばJRで約6時間、飛行機を使っても乗り継ぎ等で約3時間、車で行ってもやはり6時間程度掛かってしまいます。つまり所要時間のみ考えれば空港のある都市及びその近郊は北海道内の多くの地域よりも身近にあると言っても過言ではありません。
そしてここ何年かでWeb上で、あるいはメールで大容量のデータのやり取りが可能になり、もはや土木設計に距離という壁は存在しません。
もはや距離は関係ない時代へ
何か色々申し上げましたが、これらはむしろ当初私達が危惧していた事に他なりません。しかし、実際業務を進めていく内にその多くが杞憂だったことがわかりました。それよりも通常起こりうる意思の伝達不足や双方のチェックミス等の距離に何ら関係ない問題の方がはるかに大きかった事を最後に申し上げます。
是非御一考下さい。
最後に